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それからカルロ、ファレア、ネアさんが無事にギルド員を連れて戻ってきた。魔王の退治が成功したと聞くと全員が声を上げて喜んだ。
その後は、ほっんと色々と有った。もうパーティーやら大騒ぎで疲れてないのか?と聞きたくなるほどだった。
そして時が経つのは、早いものでチトセも拓斗も卒業間近。魔王退治から卒業までの話は、その内にするとして…
トオル「……はぁ…」
「どうしたんですか、マスター?」
トオル「あ?あっいや…そろそろ卒業だろう」
書類がデスクに置けなく持たせたままのレファに聞かれて言えば直ぐに分かったようで結婚式とかを悩んでいるのですねと微笑まれながら言われた。
「結婚式は、ここで行えば、よろしいじゃないですか!私達ギルド員は、喜んで用意しますよ?」
トオル「えっあ…ははっ有り難うレファ」
こう心から言われるとくすぐったいなぁ。
それにしても早いものだ、時が経つのは…誕生日が来れば19歳に成るんだもんなー。
トオル「まぁ…結婚式は、チトセと話し合ってみる。それにしても我慢出来ている事に驚いてるよ」
「二人のお子さん、早くみたいですね~♪」
トオル「気が早い!?しかも親戚みたいな台詞を言うなよ!!」
「何を言っているんですか?兄貴分的な存在だとマスターが言ったんですよ?」
そう言い返されて確かに魔界へ行く前に…と溜息を吐いた。
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