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ヤルト「透を婿にするんだったらギルド名を神の守護者なんて付けないでしょ?」
トオル「……チトセがそう言う考えなら仕方が無いか」
まったく…自分が跡取りだって分かってんのか?
そう思ってから俺は、ヤルトを膝に乗せながら仕事を始めた。
それから結婚式をどうするか話を出してから月日が経ちチトセの卒業式。
トオル「卒業式か…」
そう言えば俺、中学卒業してないなぁ…中学あと1年って時に勇者召喚でこっちに来たからな。
ヴァス「こんな所に居ったか、神帝」
トオル「今、フードを被ってないからトオルで良いよヴァスさん。で、俺を呼んだ理由は?」
ヴァス「うむ、トオルに帝代表でお祝いの言葉を話して貰いたくてじゃな…遣って貰えないかの?」
トオル「……俺、皆と同年齢なんですけどーまぁ別に構わないよ」
そう言えばロア爺がチトセの保護者として保護者席に座るんだったかなぁ?うわぁ~緊張する。
トオル「あっヴァスさ…学園長。やっぱりスーツを着た方が…」
ヴァス「当たり前じゃろう?」
トオル「ですよねー」
苦笑いを漏らしてから小学校の時の卒業式を思い出してお祝いの言葉を話してくれた人のスーツを思い浮かべて創り早着替え。
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