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心がぐしゃぐしゃになる。
頭の片隅から、別の私が叫ぶ。
『泣くな。その場の流れだから』
『分かりきってた事でしょ』
…逃げだしたい。
この、心地好いアロマの香りも
ゆらゆら優しく揺らぐ蝋燭の雰囲気も
今の私には、切なすぎて…。
チリチリさんが。真さんに
何かを必死に否定してる声がする。
こんな近くでも、
頭には入ってこなくて。
感じるのは、距離だけーー。
分かった事は、眼中にもない事。
そして、それに私が
とてつもなく傷ついていて…。
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