終わりの始まり

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ツン、と鼻に刺さる香の匂いはこの花街の皮を一枚ひん剥いた所にある醜さを眩ませて、いっそう華やがせる為に若い衆が走り回って焚いてる物だと思うと吐き気が増す 从 -∀从―┛「あ゙ー…だっりぃ」 (;*゚ー゚)「あねさま…そんな風な言葉を使ってると、まぁた遣手の母者様に叱られてしまいんすよ?」 あたいの可愛らしい禿は腰に乗っかったまま恐々辺りを見回して、遣手が来やしねぇかとびくびくびくびく カッ、と煙草盆の縁で雁首を叩いて言う 从 -∀从、「てっ…遣手が怖くてこの"虎太夫"がつとまるかい」 从 ゚∀从「それよりしぃや…もちっと下を揉んでおくれでないかい?」 (;*゚ー゚)「あねさまぁ…そろそろお化粧しんせんと…」 从 ゚∀从「あんの糞爺、とんだ強蔵で明け方過ぎるまでズッコンバッ… (#*゚ー゚)「あねさま!!!」 从;゚∀从「わ、悪かったから耳元で怒鳴るんじゃないよ…」  @@@ @#_、_@  (  ノ`)「ほんとにねぇ…」 からら、と開いた襖の前に仁王立ち
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