第1章

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1次会が終わった。 仲間らしい人達は目当ての女の子を横に連れ、次へと向かう。 「…僕はこれで……」 「あぁ…無理矢理連れてきてごめんな。」 当て馬だと分かってるから謝られる意味がわからない。 「……じゃあ……」 僕は駅に向かって一人歩き出した。 「あれ?柊帰るの?」 「まぁ俺が無理矢理連れてきただけだし…」 「…そっか……じゃあ俺も帰るわ♪」 「おい!朔帰ったら盛り上がらないだろうが!」 「皆目当ての女の子見つけてるんだから頑張りな♪ じゃあねぇ~♪」 駅に向かって一人歩いていると、肩に手がかかった。 .
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