脇役になった瞬間

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学校は面倒だが、なんだかんだこれから始まる新しい生活に期待する自分がいる。 そんなことを考えながら歩くとこれから3年間お世話になる、【明陽高校】が見えてきた。 この学校は比較的新しい学校で10年前くらいにできたとか、成績は中の上くらいで特に部活が強いとかでもなく至って普通の学校である。 校門をくぐり玄関に向かう、スリッパ を用意し前を見るとなにやら人だかりが・・・ 「あぁ、クラス分けか・・・」 人を掻き分けクラス分けが貼ってあるホワイトボードを確認する。 「俺は一年一組ね、りょーかい。」 そして再び人を掻き分け自分のクラスに向かう。 クラスに入ると、地元の奴らだろうか知り合いと雑談するやつがちらほら、他にはスマホをいじってるヤツとか。 俺は黒板に書いてある座席表をみて自分の席に座る。 特にやることがないので 「zzz・・・zzz・・・」 寝た
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