第1話

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ある日のこと 私は山下瑠衣。親友は中村愛美。小学生の頃からの親友である。  ちなみに、中学1年生になった。  今日は歯科検診の日。  すっかり忘れていた瑠衣は歯磨きをせず登校した。 『おはよー』瑠衣の親友愛美が言った 『おはよー』と瑠衣は返した。 『今日歯科検診だね~!』 『えっ!』瑠衣は驚く(O_O) 『えー、るい忘れてたの~!』 『うん…。』 『歯磨きしたー?』 『し、したよ。』 『ならいいねっ。やだなー!歯科検診!虫歯あったらどーしよー!』 『だよね。』  瑠衣はピンチな状態だった!  ついに歯科検診の時間。 『次の人保健室入って』と先生に呼ばれ瑠衣は保健室に入った。 『それでは見ますね。口開けてください。』  瑠衣は口を開けた。口臭とかあったらどーしよー。不安な気持ちでいっぱいだった。 『右上の6番C』と歯医者の先生は言った。 『ん?瑠衣は驚く。なんて言ったんだろ~』 『はい、いいです。』  なんとか、歯科検診は無事終了した。 『るいーーーー!』 『あっ、愛美だー!』 『歯科検診どーだったー?』 『んー、よくわかんないなー。なんか、歯医者の先生がー、右上の6番C!?だかそんな感じで言ってたけど~』 『え!?まぢー?瑠衣それ虫歯だよー。愛美もなんかそんな感じで言われた~(゚o゚;』 『えー!虫歯なのー?ショック!』 『一緒に歯医者行けるねw!!!』 『まー、そーだけどー。』  こんな感じで瑠衣と愛美の会話は続いた。 席付け~。先生が、言った。『今日の歯科検診の結果は明日でるので!虫歯があった奴は歯医者に行って紙を提出するように!』  先生の話しは終わった。  『はーい!』みんなが返事した。  そして、次の日。  キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン。チャイムが鳴り席に瑠衣はついた。 『おはようございます。えー、では昨日行った歯科検診の結果がでたので歯に異常があった人は名前を呼ぶので紙を取りに来て下さい。』  『はーい。』  『阪本里奈さん。菊池裕也さん。中村愛美さん。山下瑠衣さん。………』 名前が呼ばれた。恥ずかしい 『るいー!やっぱり虫歯だー!』 『そうだね。』 『どうしたの?元気ないね。』 『う、うん。大丈夫。』 『まさか、歯医者苦手?』 『う。うん。まー、苦手かな。』  『そっかー。そりゃー、やだよねー!あみもきらーいっ!』
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