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『じゃー、始めよっか』といい、治療が始まった。
私は震えていた。
『だいじょーぶだから。じゃあ、口開けてくださーい』
といい、治療が始まった。
『痛かったら右手あげてくれる?』
と言われた。
『ひゃい(はい)』と答えた。
まずはあの痛い麻酔と戦った。
キュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーンという音が鳴り響いた。
ついに私は手をあげた。
『あ、だいじょーぶ?痛かった?』
『ひゃっ、ひゃい。じゃいじょーびゅでしゅ(あ、はい。だいじょーぶです。)』と答えた。
『じゃー、口開けてー』
と言われ、口をあけた。
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