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「・・・まぁ、カインの腕力はお墨付きだからな。自分の攻撃で武器が壊れる心配をした方がいいな。その装備で大丈夫だ。この前、いっそ下着で挑んでもいいって言ってたしな。」 呆れたような声を発した、鎧姿のメガネ男子は、前回もカインと同じ班だった。 下着!?女子陣の二人の目つきが変わった。 イケメン男子の半裸が見たくない女はどこにいるのだろうか? いや、いないとは言いきれないがいないはず。 この事実は、独断の判断で進めてさせてもらおう。 「なんだ?別に下着でもいいぞ。」 カインの気の抜けた発言で、二人の女子(腐女子?)はいっそう目を輝かせる。 「ダメだろうがッ!重要なのは、防具としての性能じゃない!紳士にとって下着姿を見せるのは恥だぞ!!」 メガネ男子学生は色めき立つ二人の女子を牽制すべく、カインに言ってきかせた。 「・・・別に俺は紳士じゃないんだが……」 カインは重い鉄製クレイモアを、ペンを振り回す要領でクルクルと振り回し始めた。 あまり真面目に注意を聞いているようには見えない。 メガネ男子学生が半分キレぎみで力説する。 「お前、絶対わかってないぞ!気づいたら女に食われ」
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