ReLiEf

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 ふと目の前に少女が現れた。 「おっと、私のことを彼女呼ばわりしていいとは誰が決めたんだい?」  少女はケタケタと笑いながら私に近寄る。 「姿形は同じでも、あんたと私はまったくの別人さ」 「そもそもあんたはヒトじゃない」 「あんたにはヒトにあるべきものがないから」
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