プロローグ

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 気がつけば、そこは真っ白な世界だった。  青が広がる空もなければ、足を汚す土もない。  広さの想像がつくような角もなければ天井も壁もない。  ただ、真っ白が続く。  どこから私はここに入ったのか。  どうしたら脱出することができるのか。
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