第0話

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白く輝く眩い光は消え去り、自分は視界を捉えていくがまだはっきりとしない。 ここは―――何処だ ぼやけた視界に入ってくるは白い天井と無影灯から発せられる光と無数の緑色の物体と黒い物体だった。 そして黒い物体が自分の方へ伸びていき身体を捕まれ、黒い物体へ近づいていく、そして接近が止まると上の方から嬉しそうで今にも泣きそうな声が聞こえてくる。 「生まれてきてくれてありがとう」 この言葉を聞き自分は産声を上げながら転生に成功したと確信し、前の記憶が持ってこれていくことも確認できたそしてこれから15年という時間でどこまで自分の身体を鍛えて強くなって行けるか考える――― そこから時間が経つのは早かった。 生まれてから一年が経つ頃には自分の足で立ち、言葉はおぼつかない状態だが話していた。 それから時間は経ち、3歳になる頃には、言葉ははっきりと喋り、文字の読み書きが出来るようになっていた。4歳で空手を習い、その後色々なものを学んでいった。小学校は普通に武道が小学生になり小学校高学年になると家事を覚えていった。中学生になる頃は、機械に手を出し、色々なものを改造していったり自ら作り出したりもした、そして15歳で今まで育ててくれた両親を失った。原因は武力組織によるテロに巻き込まれたらしい。自分は泣いた、泣いて泣いて泣いて泣いて泣いた。 そして泣き止んで涙を拭い武力組織を自分の手で潰すと心の中で誓い、そして親戚に引き取られた。 親戚は、自分を受け入れてくれた。そして親戚宅は中学の校区にギリギリ入っていたので中学はなんとか転校しなくて済んだ。 そして15歳の冬、高校の入試のため近くにあるホールで行われという事で行き迷子になった。 そして迷子になって色んな所に探していると、IS〈インフィニット・ストラトス〉を見つける。自分はテレビとかで見るIS?インフィニット・ストラトス?を触ってしまい、起動させてしまう。 その現場を試験管が発見し、そのまま流れで試験を行う、試験内容はIS機体に乗り別の試験官との戦闘だった。 初めての搭乗だったが、操作は頭に流れ込み、自然と操縦ができた。そして自分は試験と割り切り、試験官を容赦なくブチのめした。 そして、晴れてIS学園の入学が決まり、舞台はIS学園に代わり場面は初日のホームルームに変わる。 ―――――――― ―――――― ――――ー
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