02:異変はすぐそばに-2

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 他愛のない話。でもやっぱり、なんだかここに来ると落ち着く。 私ひとりだったら、うぅん、こんな楽しいメンバーと出会えてなかったら…、私はこのゲーム、絶対に一年間も続けてこれなかった。  そんなことを考えながら、私はふと、サイファさんからの書き込みを思い出す。 『できるだけ、後衛に下がってください』  んー…。  そう言われてもなぁ。 ゆっきー姉さんやリオンさんはステ高いのに前衛はヤだって言うし、かなるちゃんは顔文字ばかりでイマイチ真意が読み取れないし、わぁわさんも、隙あらば後衛に下がろうとしてるしなぁ…。 この状態で、誰か代わりに前衛出てくれるとは思えないんだけど。  でもサイファさんの手前、何もアクションを起こさないワケにはいかない。 サイファさんはチーム掲示板に書き込みはほとんどしない(よく考えたら最初の自己紹介以来書き込みしてない)けど、ちゃんと目は通してるだろうし…。  ま、当たるだけ当たってみるかな。 私は軽い気持ちで、掲示板に書き込みを入れてみた。 「あのさ、今日はもう無理だけど、明日から私、しばらく後衛に下がりたいの。誰か代わりに前衛出ない?」
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