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「Ｓ・Ａ・Ｅ・Ｔか…厄介なヤツらだな。」「日本の切り札…そして失敗」「やはり全て消しておくべきだった…」「日本のためにならないモノを消す部隊が仇になるとは……４０年の歳月と金が無駄にしてしまった」「しかも首謀者はあの男だそうだじゃないか」「消したはずだろう……なんで生きてるんだね！」「調査中です」「今度は我々が処刑されてしまう…」「いいかね、後藤君。手段は選ぶなよ。彼らは手段を選ばん、君も全てを利用してコトに望むんでくれたまえ。」「彼らの存在を無に帰してやれ、それが日本のためだ」後藤と呼ばれた男は会議室を出た。携帯を取り出す。「私だ。井上君をよこしてくれ。彼女を使う。」電話を切り、つぶやく…「全ては日本のために…。」
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