一章 干支武術の師範たち

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~東浜side~ 猪道場の前 東浜「なんだこの猪は?」 俺の目の前に猪がいた 東浜「檻に入ってるわけでも無いし、なんなんだ?」 俺は疑問に思った そのとき 猪?「おい、そこのお前。」 東浜「は?」 猪がしゃべった! どういうことだ! 猪?「そう驚くなよ。待ってろ、すぐに戻るから。」 猪はそう言うと 猪?「ほっ!」 ボンッ 猪?「よいしょ。」 人になった 東浜「え…!?えぇえええ!?」 俺はびっくりして 叫んでしまった 猪?「そんなに叫ばなくてもいいだろ?俺の名前は畠山猪突。自分の意思で猪に変身することができるから、干支武術の中でも一番ユニークだと思ってる。歳はお前と変わらないくらいだろうな。」 猪… じゃなくて畠山と 名乗る男が そう言った 東浜「いやいや!?普通驚くからな!?人と猪の構造って全然違うからな!?」 俺は畠山に 突っ込みまくった 畠山「そんなこと言うなよな。どうせ猪拳を習いに来たんだろ?教えてやるから落ち着けよ。」 畠山はそう言うと 俺の肩を ぽんと叩いた 東浜「そんなこと言われても信じられるかっ!」 俺は畠山に言った 畠山「今、弟子入りすると伝説のレアアイテムがもらえるからさー。」 東浜「胡散臭いわ!」 俺は畠山に突っ込む 畠山「あの幻の秘蔵本なのになー…。」 な、なに…? 幻の秘蔵本…? 畠山「弟子入りするならあげるけどなー。」 ぐぅっ…! 気になるっ! すごく気になるっ! 畠山「さ、弟子入りするか?」 畠山が聞いてきた そして俺は 東浜「弟子入りします!」 弟子入りした 畠山「よし、じゃあ秘蔵本は後で渡すから、まずは修行だな。」 東浜「はい!」 そして俺の修行が 始まった
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