一章 干支武術の師範たち

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~内川side~ 獣里中心部 内川「行ったか…。」 俺は生徒全員が それぞれの道場に 向かったのを 確認した 内川「さて…。瀬戸と広末の進学対策に行かないとな…。」 俺はそう言った もちろん聞いているやつは 誰一人いない 内川「皆…。頑張って強くなってくれ…。本当は俺たち大人がお前たちを守らないといけないのにな…。」 俺はつぶやいた 本当なら俺たち 大人が邪神を封印するのが ベストだ… でも… 邪神は若い男女の 独特な力でしか 封印することが 出来ない… ほんと… 俺たちは無力な大人だよ… 木下… 新垣… 松中… 高橋… 渡… 隆士… 東浜… 中江… 神楽坂… 中山… 山井… リディア… 世界の平和を… 明るい未来を… お前たちに託す…! だから… 誰一人死ぬんじゃないぞ…! 内川「…重操!」 ビュンッ そして俺は牛拳の技である 重操で体を軽くすると 風に乗り山を降りて 瀬戸と広末の所へ向かった ------------------------- かくして 各々の修行が始まった 邪神を封印するため… 西谷を倒すため… 田澤の仇を討つため… 今、12人の生徒たちによる 世界の破滅を 阻止するための 壮絶なる戦いが 幕を開けようとしている…
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