二章 密かに進む世界の破滅

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田辺「稼ぎのいい仕事?ヤクの運び屋か?」 田辺が俺の話に食いついた 塚田「た、田辺!それはヤバいだろ!やめとけよ!」 塚田が田辺に言った 西谷「心配するな。そんな物騒な仕事じゃない。この仕事は日本の行く末を占う大きな仕事だ。やってみるか…?」 俺は田辺たちに そう説明した 田辺「日本の行く末を占う…?」 塚田「大きな仕事…?」 田辺たちが不思議そうな 顔になった 西谷「そうだ。さ、どうする?」 俺は田辺たちに聞いた 田辺「お、俺はやるぞ!」 田辺がそう言って 俺の隣に移った よし、あとは 塚田だけだな… 西谷「お前はどうする?」 俺は塚田に聞く 塚田「そ、それなら俺も行く!」 塚田がそう答えた よし…! これで仲間が集まった…! 西谷「よし、それじゃ行くぞ!」 田辺「おう!」 塚田「お、おう!」 西谷「よし…、はっ!」 シュンッ そして俺は田辺たちと共に 洞窟に戻った 洞窟奥部 シュンッ 西谷「ついたぞ。」 田辺「え?」 塚田「は?」 田辺たちが目を点にして 首を傾げた 西谷「ようこそ。邪神の洞窟へ。」 俺は田辺たちに言った 田辺「邪神?なんだそれ?」 田辺が言うと 塚田「だ、騙したのか!?」 塚田がそう続けた 西谷「騙してない。お前たちに今から力を与える。…邪神よ!今、ここに新しい配下を連れてきた!この二人に力を!」 俺はそう言うと 手を高く掲げた すると ヴァルス「いいだろう…。ふむ…。うぬには火の力。うぬには自然の力を与えよう。」 邪神が祭壇の影から 現れてそう言った
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