三章 鼠のように動け!松中の鼠拳修行!

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それから数十分が経った 松中「く、苦しい…!」 根津「ははは!あれだけの量を平らげたやつは久しぶりに見たぜ!」 食べ過ぎで苦しむ俺を見て 根津師範が笑った 松中「根津師範、ひどいですよ!俺、頑張って食べたんですよ!」 俺は根津師範に そう言うと 松中「うぐっ!ごほっ!」 食べたものを吐いた 根津「あーあ。こりゃダメだ。ほら、風呂場まで連れて行ってやるから手を貸せ。」 松中「はい…。」 そして俺は根津師範に 風呂場に連れて行かれた 風呂場 根津「着替えは雄平の部屋から持ってきてやるから、ゆっくり浸かっとけ。」 根津師範は俺にそう言うと 風呂場から出て行った ちゃぽん… 松中「ふぅー…。生き返ったぜ…。」 松中「それにしても、俺たちがこうやって戦わないといけない日がくるとはな…。」 俺はそんなことを 考え始めた 俺たちの学校を破壊し 田澤を殺し 挙げ句の果てには 世界を破滅 させようとしている 悪の元凶、西谷… 俺はお前を許さない… 俺は邪神を倒し… そしてお前を必ず 倒してみせる! 待ってろよ西谷! 松中「よーし!こうしちゃいられない!修行だぁあああ!」 俺は風呂場で叫んだ 根津「雄平!うるさいぞ!」 根津師範に怒鳴られた 松中「すみません!以後気をつけます!」 俺は根津師範に謝った 根津「まったく…。復活したなら早く上がってこい。お望み通り修行してやる。」 根津師範は 俺にそう言って にやりと笑う ザバッ 松中「はい!やります!」 俺は立ち上がり返事した 根津「情けない姿だが、いい返事だ。」 松中「ん?ほおっ!」 俺の修行は まだ始まったばかりだ
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