四章 蛇のようにしなれ!中江の蛇拳修行

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その日の夜 中江「ふう…。流石に疲れたぜ…!」 今、俺は布団に 大の字で転んでいる 中江「……。」 周りには誰もいないから 静かだ… 中江「俺が転校してきてから、まだ一ヶ月も経ってないのか…。」 よく考えてみたら 見たこともない同級生が 学校を破壊したんだよな… 俺は姉さんの大学の 都合でこっちに やってきたけど まさかこんな事件に 巻き込まれるとはね… はあ… 早く姉さんに 会いたいな… そのためにも サクッと西谷とか言う 同級生と邪神を 倒さないとな! 中江「よし!寝るか!」 そして俺は眠りについた 夜中 中江「くかー。くかー。」 俺が爆睡していると ぬるぬるっ 中江「んあっ!」 ぬるぬるした何が 俺の顔に乗ってきた 中江「な、なんだ!?」 俺はあわてて 電気をつけた そこには… にゅるにゅる 水色の蛇がいた 中江「なんだこの蛇は!」 俺は蛇を見て驚く 蛇「……。」 蛇が俺をじっと見ている 中江「……。」 蛇に見つめられ 俺は動くにも動けない にゅるにゅる 蛇「……。」 すると蛇は俺の足下に来て じっとうずくまった 中江「ど、どうしたんだ?」 俺は蛇の行動に 何か意味があると思い 言葉が通じないのに 話しかけた にゅるり 蛇は顔だけを こちらに向け じっとしている 中江「もしかして…。友達になってほしいのか…?」 俺は蛇に聞いてみた 蛇「……。」 にゅるっ 蛇はうなずいた 中江「あれ?言葉、通じてる…!」 俺は蛇に言葉が通じたのに びっくりした 中江「よし、とりあえず今日は寝よう。」 俺はそう言って眠りについた 蛇も布団の隣で 眠りについた
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