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~松中side~
鼠道場
俺は道場の前に立っている
松中「俺はここで修行するのか…。」
松中「てか、俺が鼠拳って見た目で決めたよな?」
松中「うん、そうに違いない。」
俺は道場の前で
自問自答していた
そのとき
「おい!お前が修行生か?」
長い髪を一つに束ねた男が
俺の前に現れた
松中「あなたが師範の人ですか?」
俺は男に聞いた
「そうだ。それで、お前の名前は?」
男が名前を聞いてきた
松中「俺は松中雄平。内川先生から鼠拳を習得するように言われてきました。よろしくお願いします!」
「いいだろう。大方、邪神が復活したってところだろ。」
男はそう言った
なんで邪神が復活したって
わかるんだ…?
超能力か…?
俺がそう考えていると
「ふっ。どうしてわかるんだ、って顔をしてるな。」
男が俺に言った
それに俺は頷く
「それが鼠拳独自の能力だ。お前には、この能力と戦い方を教えてやる。覚悟しろよ。」
男は俺にそう言うと
道場の中に入っていった
松中「よし…!行くか…!」
俺も中に入った
鼠道場内
「雄平!早速、今から修行を始めたいんだが。」
松中「はい!」
男の言葉に俺が返事した
しかし
「昼飯食ってないから何か食べてくる。」
男はそう言って
どこかへ行った
松中「……。」
俺はあまりの適当さに
呆然としていた
数十分後
「食った食った!それじゃ、始めるか!」
松中「はい!えーっと…。」
「俺の名前は根津紀州だ。」
俺が詰まっていると
男が名乗った
松中「はい!根津師範、お願いします!」
そして俺の修行が始まった
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