一章 干支武術の師範たち

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~高橋side~ 牛道場前 高橋「ここが牛道場か。修行って辛いのかな。」 俺は牛道場にやってきた 高橋「まあいいや。頼もーう!」 俺は道場に向かって叫んだ 「はいはーい。」 俺の声を聞き道場の中から 力士みたいな体格の 男が出てきた 「お。君が修行生かい?僕は牛田喜美男。ここの師範だよ。」 ここの師範 牛田さんが名乗った 高橋「俺は高橋義彦です。」 牛田「高橋くんか。よろしく。」 牛田さんが手を 差し伸べた 高橋「よろしくお願いします。」 俺は差し伸べられた 手を握り握手した すると 牛田「ふんっ!」 牛田さんが力を入れた 高橋「…!!なんだ、この重量感…!」 俺は牛田さんの 重量感に驚いた 見た目より明らかに重い…! 牛田「ははは、重たいだろう!これが僕の能力、自分の体重を操る『重操』だ!」 牛田さんは高らかに 笑うと自分の能力を教えてくれた 高橋「重操…。すごい…!なんて技だ…!」 俺は牛田さんの技に 感動した 高橋「牛田さん!俺に牛拳を…、重操を教えてください!」 俺は牛田さんに 頭を下げた 牛田「よし、それならまずは基礎訓練からだ。」 高橋「はい。」 基礎訓練か どんなことするんだろう 牛田「まずは…、集中力を高める修行からだ。今から3時間、瞑想をするから、中で座禅を組んで目を瞑ってくれ。」 高橋「はい。」 そして俺は中に入った 牛道場内 高橋「よし。始めるか…。」 俺は座禅を組み 目を閉じた 3時間後 牛田「…よし、やめえ!」 牛田さんの 掛け声がかかり俺は 目を開けた そして俺の修行が 始まっていった
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