一章 干支武術の師範たち

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~中江side~ 森の中 中江「やべえ…!迷った…!」 俺は森の中で 迷子になっていた この歳になって 迷子だなんて どうかしてるぜ 俺はそう思いながら 森の中を歩いた それから数分が経ち 俺は疲れきった そのとき 「君…、迷子?」 長身で細身な 腕が傷だらけの 男が現れた 中江「はい!そうです!迷子です!蛇道場への道を教えてください!」 俺は元気よく お願いした 「別にいいけど…。もしかして新しい修行生?」 男はそう言った この展開は… この人が師範だ! 中江「まさか!あなたが師範では!?」 俺は男に聞いた 「あ、うん。そうだよ。俺は大蛇一孝。蛇拳の使い手だ。」 男はそう言った 中江「やっぱりそうなんだ!よっしゃ!これで修行が出来るぞ!」 今… 俺のテンションが… MAXに達したぁあああ! 大蛇「おいおい。もう少しおとなしくしようよ。」 中江「すいません!」 大蛇さんに注意され 俺は元気よく謝った 大蛇「君…。反省してないよね…?」 大蛇さんは呆れた声で そう言った 中江「それが俺のポリシーです!」 俺はそう言った 大蛇「ちょ…。」 大蛇さんが 涙目になったが 気にしない ことにした 大蛇「突っ込んだら負けだよね…。」 大蛇さんが何か言ったが 俺は聞き取れなかった ま、いいや たいしたことじゃ 無いだろう 俺はそんなことを 考えながら歩いた 蛇道場 大蛇「ついたよ。」 中江「はい!」 蛇道場についた 中江「では、早速始めましょう!」 大蛇「え……。ちょっとぐらい休んでも…。」 中江「俺に休む暇は無い!」 大蛇「おう…。」 俺の修行が始まった
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