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場所は、事務所のトレーニングルーム。その片隅に、確かに大量のプラモデルがある。
卯月「うわぁ…」
凛「確かに大量…」
未央「ガンダムだけじゃないみたい…って、ちひろさん?」
ちひろ「こんな量…どうさたら…」
凛「聞こえてない…しかもかんでる」
卯月「在庫処分品って…言ってたけど」
未央「最近売れなくなってるってテレビで言ってたっけ」
卯月「でも…なんで私達の事務所にこれが?」
凛「……まさか、ちひろさんが関係してるとか?」
未央「『搾り取る達人の私が力になります!』とか言ってこんなことになったとか?」
卯月・凛
「………?」
未央「………ごめん、なんでもない」
ちひろ「………」
P「企業が俺達に頼ってきたのさ」
卯月・凛・未央
「プロデューサー!」
P「売れなくなってきたプラモデルを、知名度がある俺達の事務所のアイドルたちに宣伝して、若い世代にアピールしようとしているのさ」
ちひろ「プラモデルを作ったことすらない娘たちばかりですよ!?」
P「それは知ってます。ちゃんと、対策は考えてますから」
卯月・凛・未央・ちひろ
「対策?」
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