カタログチェック

10/13
前へ
/554ページ
次へ
・お知らせ 瑠璃姫に状態異常、空腹が発生しました。 「…あ、状態異常も知らせてくれるんですね。」 『これはマスター限定です。魔物のまで知らせていたらきりがありませんので』 「納得…しかし本気でヤバいです。かといってあまりポイント使いたくないですし…」 ここで、空腹のあまり、あることを思いつく 「…あ、自分で解体すればいいのか。」 『え』 「食物連鎖に組み込まれているならば毒があったりする訳ではないのでしょう。もしあっても状態異常が知らされるならすぐにわかりますし、うん。そうだ。」 急に笑顔になる瑠璃姫 「コア、ミニリザードと調理セットをお願いします。」 『りょ、了解…100P消費します。よろしいですか?』 「はい!」 満面の笑みの瑠璃姫の前にアナライズ通り、幼児ほどのトカゲが現れ、その脇に包丁、フライパン、鍋、菜箸、ナイフ、フォーク、スプーン、塩、胡椒が入った木箱が置かれた。 『残り995Pになりました。』 「あ、気が利きますね。」 木箱から包丁を取る瑠璃姫 「魔光球、風。」 『きゅる?』 ミニリザードの周りに現れた3つの魔光球 それはミニリザードに一気に迫り、身体を切り刻んだ。 身体の表面を傷つけ、おびただしい量の血が流れていく 「なるほど。先ほどのレベル数と同じ数の魔光球が使えるようになる訳ですか…これは大発見です♪」 『くぎゃぁ…』 悶え苦しむミニリザードの眼下に、微笑む瑠璃姫 端からみたらかなり怖い
/554ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4367人が本棚に入れています
本棚に追加