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「しかし、これは体内時計が狂いますね。太陽がないと時間がわかりません。」
ごろんと横になり、欠伸をする瑠璃姫
『大概、それで気が狂うんですが』
「そうなのですか?腹が減ったら食い、寝たくなったら寝るでいいじゃありませんか。魔物に任せたら働く必要もないみたいですし、なんか気に入りました。むしろ働いたら負けな気がします。」
『…マスター…それって引き込もりの常套句ですよ』
「…ぐぅ」
『寝た!?』
目を瞑り、寝始めた瑠璃姫
思わずコアも呆れてしまった。
少女就寝なう
・お知らせ
・アクアスライムが分裂し、個体数が3に増えました。
「…ふあ…」
お知らせで目を覚ます瑠璃姫
小さな欠伸をした。
『おはようございます。20時間後の起床です。』
「…コア、サンドピラニア一体…」
『了解。70P消費します。よろしいですか?』
「はい…ふぁ」
寝ぼけながら召還し始めた。
『残り1385Pになりました。』
瑠璃姫の前でビチビチ跳ねるサンドピラニア。80cmはありそうだ。
「よろしくね…『塩焼きー』」
「!?」
驚きのあまりか、跳ねるのを止めたサンドピラニアだった。
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