ゲームは気づかないうちにはじまってしまった

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「アレックスと双子ってことは妹さんも美人さんなんだろうね」 「それって、ほのか的に俺はいけてるってことやんな?」 「んと……。はい……」 この押しの強さにタジタジになりながら、どうしても、なんだかいっちゃんの事が思い浮かんでくる。 「あれ? この封筒オフィス一ノ瀬て書いてあるけど? 写真!? こないだ俺、一ノ瀬大和に写真撮ってもーたんや。雑誌の取材やったんやけど、プロのカメラマンに写真撮ってもらったん?」 まだ封を切ってない大きな封筒をアレックスが見つけた。
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