魔法使いが一人では足りない

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「良かった。胸と腰とお尻ばっかりは短時間じゃ、どうする事も出来ないから素っ気なさすぎたらどうしようかと思ってたんだけど、意外と大丈夫ね」 私は思わず自分の胸を見た。うっ。ナツコさん、十分素っ気ないと思うんだけど。 紗英ちゃんなんか、身長は普通なのに、Fカップだよ?! ナツコさんに、服を着るように言われてモゾモゾと着た。 その間に、ナツコさんはもの凄い勢いで、何かを書き出したり、名刺が沢山入っているファイルを出して印を付けていた。 「麻衣子様、私の顔とコネクションじゃアポ取るのが難しい所が何件かあるんですが」 「誰? 言ってみて」 ナツコさんが数名の名前を言うと、麻衣子ちゃんはそれは私がやっておくわ。と言って、今度は二人で別々に何件も電話をかけはじめた。 .
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