第2話「変わる世界」

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「……。」 黒き騎士は、何かを気にする様に辺りを注意深く見ていた。 「まさか……。」 黒き騎士は、青年の前に、右手をかざすと、ピタリと、立ち止まった。 その直後、巨大な生物が、勢いよく地面を突き上げ、姿を表した。 巨大なミミズの様なその生物の口元は、うねうねと動く気持ち悪い触手が、無数にあり、一本一本から、緑色の、どろどろとした液体が、地面に、ぼたぼた落ちていた。
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