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かほはスゥ子の頭を撫で 「りゅーたんもりおたんも、勿論かほもスゥ子ちゃんが大好きよ」 と微笑む。 かほの答えに、スゥ子はにっこりして、かほに抱き付いた。 「スゥ子も、お姉たま達大好き」 「まぁ、スゥ子ちゃんたら甘えん坊ね」 かほはそう言うと、スゥ子と共に洗濯物を再度洗いに向かった。 その様子を、コソッと隠れて見ていたひなたが 「あれが、タラシで種馬だと評判なタッスウマニアデビル?そんな風には見えない…」 「ワタクシも見えまセン。ひなた様、御食事を早く済ませてクダサイ」 「ひぃー。び、びっくりしたぁ。ネ、ネコたん足音が無いから」 カガミネコに後ろから声を掛けられ、ひなたが腰を抜かす。 「猫が足音を立てずに歩くのは基本デス。ワタクシも同じ様に歩けマス」 「そ、そうなの…ははは…」 ひなたは、カガミネコにひきつり笑いをして慌てて食卓に戻った。 その姿に、カガミネコは腐腐腐っと笑い 「ワタクシも、腐腐腐笑いがマスター出来マシタ」 と、また腐腐腐と笑った。
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