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「…ん?無言?」
上を向き、ナツの顔を見た
…茹でタコのように真っ赤にして、ベッドから落ちた
「えっ?ぉ…おい!どうした!」
ヤベェ。こりゃ、想像以上に調子悪いのか?
抱き起こそうと、慌てベッドから降りた。
「ぅっ…大丈夫。気にしないで」
「いや、気にするだろ!大丈夫か!?」
「…先制攻撃したけど、見事に反撃にあっただけだから。ホント、気にしないで」
「は?…おい、頭も平気か?」
ナツが何を言っているのか、サッパリ理解出来ない俺。ナツは、赤い顔のまま部屋を出て行った
「今日のナツ、大丈夫か?」
首を傾げ、考えたがわかる筈もなく
俺もナツの部屋を出た。
「くぅっ…可愛い~。でも、首グイッは駄目だろ!アイツが天然純情男子っつぅの忘れてたわ」
リビングにいる天然純情男子攻略は、難しい
ナツは、顔の火照りをとるように頬を軽く叩いた
「遅いなぁナツの奴…飯冷めんだろうが」
戻ったナツは、遅いと怒られた
終
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