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気が付けば亮の家についてしまっていた
部屋に入ってすぐ
「ねぇ?………あたしずっとこのまま?」
ちょっとドキドキする
「亮の彼女でもない…他の人のものにもなれない…」
思い切って亮の身体に寄り添った
フレグランスの香りと、亮自身の香りがまざりあって何だか変な気分になる
抱きついた顔の辺りに、襟元が開いた亮の肌が目に入ってきた
黙って背伸びすると、亮の首筋に唇をあてた
「……!」
驚いた亮の身体がビクンと揺れた
「……好き」
気が付けばそう呟いていた
亮は両手で憂の身体をひき離す
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