アフター2

11/20
前へ
/28ページ
次へ
「でも亮、私のこと奴隷って言ったのに、全然奴隷になってないよ?」 「――それは… って!?ええっ!?」 亮が憂を引き離した 「奴隷って何の奴隷にするつもりだったの?」 小悪魔のようなとぼけた顔で憂が微笑む 「お前っ………」 「亮の奴隷どころか、私、晶の仕事手伝ってるだけだよね? 亮が私を変えてくれた訳じゃないもんね?」 「……」 「お姉ちゃんのお陰だしね?」 「……それは……」 「ごめ………」 「前に押し倒された時、亮が「奴隷だろ」って言ったのにはすっごく傷付いたんだよ?」 気付いて 思い出したんだよ、亮 私、ちゃんと全部 思い出したから
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1172人が本棚に入れています
本棚に追加