琴原 遊と並木 天音

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「…や、やっぱり居たんだね…  諦めないんだ…」 その声の主── 並木 天音(なみき あまね) は少し困った顔で俺を見た 「うん。やっぱり居たよ  だってほら、ココ学校での俺の聖地だから。  てゆか、もうすぐ授業始まるけど…  こんなトコ居てもいいの?遅刻するぞー  うちのクラスの委員長さん。」 俺はテキトーに軽口を叩いた 俺と並木 天音が口にした 『やっぱり』というその言葉─── そう、俺達は面識がある。 初めて対面した 今から3日前の話をしよう
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