第1章

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あれから車に乗って数時間。まだ着かないのかしら…と思い始めた頃に車が停車した。 「手荷物を持って車を降りなさい。」 お、着いたみたいね。と思いながら車を降りた。 わ…。こんな景色は初めて見た…!何て言うか、荒れ地?と言う雰囲気かしら?よく見るとそこにぽつんと建物が建っている。誰もそこには住んでいない様で、手入れが全然されていない。 いきなり父に声を掛けられた。 「お前が見ているあの家に行くぞ。」 はい。って、あの家?家と呼べるかどうかも怪しいあの建物にこれから行くの?答えはイエス。大体あの中に入る事が出来るのかしら? 先行き不安は何時までも? .
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