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「おっはよー☆おにいちゃん!」
バキャッ
吉江は青年に強烈なサマーソルトキックを繰り出した。
毎朝、隣に住むおなしこに打撃を与えて瀕死にさせることが吉江の日課だった。
「だ、だから止めろってお兄ちゃんわあぁ~~~~ビクンッビクンッ」
大ダメージを負いながらも朗らかに応えるおなしこ。
さすがに毎日吉江の蹴りを食らっているだけある。
慣れたものだった。
おなしこの頑丈さたるや
吉江がそろそろ鈍器に移行するべきか真剣に悩むほどである。
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