第1話

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(ぴぴぴぴ ぴぴぴぴ ぴぴぴぴ ぴぴぴぴ …………ガチャッんぐぅうふわぁ……zZZ) 『いのり様!いつまでねてるのですか?学校遅刻しますよ??』 『んぅ?もうそんなじかん?うー、はっ!!』 『ご飯食べて早く学校に行っていただかないと…』 『はっはぁい!いまいきますぅ(涙) おにぃちゃんまでいえでてないでしょぉ??汗』 『今日は朝練だからって 今の今でていかれましたよぉ。いのり様も早くしていただかないと』 『ほっとけっ、そいつには何をいっても無駄なのだよ。』 『お父さんも、早くしないと会社遅刻しますよ!』 『おっと、すまんすまん(ずるるぅぅ)』 だっだっだっだ…… 『おにぃちゃんと今日は一緒に登校するって決めてたのに!!おにぃちゃんまってー。いのりが今助けにいくからねぇ~』 『階段はもっと静かに歩きな……』 『ごめんなさぁぁぁい。今日は許してぇ。それぢゃいってきまぁす!』 『いのり様ご飯は?』 『そんなのいぃ!!おにぃちゃん、いまいえでるからねぇーー』 私は家から出るとスケボーにのって、おにぃちゃんをおいかけたっ!! 5分後『やっといたぁ!』 『もぉ、先いかないでっていったでしょぉ!おにぃたんのばかっ』 『あぁ、ごめん、そんなこと言ってたっけな』 『いってたぁ!』 『なぁ?いのり?180度後ろを見てごらん?』 『んっ?んー……』 私が、ゆっくりうしろをみたら…… 『……あっ!なつき先輩!!あのっ……そのこれはっ……アワアワ』 『おはよぉ、いのりちゃん、朝から元気だね』 『うぐー…///』 この人は、おにぃちゃんと同い年のなつき先輩 そして将来の……私の相手! 『んじゃ、行こうか…』 『ひとりでいけばっ!私はなつき先輩とふたりでー…』 『ははは、いのりちゃんと、二人っきりは嬉しいけれど僕たちこれから、同じ学校に通うわけだし一緒にいってあげよ?』 『んー、なつき先輩がそう言うなら我慢してあげる』 『ははは、今日一緒に登校したかったのはやっぱり、なつきと会いたかったからなんやな…俺とではなく!!(涙)』 『ちょっおにぃちゃん!何いってるの!!そんな、なつき先輩に会いたくて来たわけじゃないんだからねっ///』 『さっ、行こうか』 『おにぃちゃんにいわれなくてもいきますぅ。ねっ?なつき先輩っ?』 『ははは』
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