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「真琴君♪′′クリスマスの夜は何してるの？」
「クリスマスは喫茶の仕事ですよ」
「え～!?じゃあ喫茶に夜来たら会えるんだ♪′′」
「はい。お待ちしてますね？」
眼鏡を拭きながらレディとお話‥‥
( っつかスッカリ男が板に付いた‥‥)
レディを見送り大きな溜め息‥‥
(でも女の子にチヤホヤされんのも
悪い気はしないなぁ～)
丸テーブルのフレームを陳列しながら、そんな風に思っていたら
拓真君がクロスを持って話し掛けて来た。
「真琴君‥‥なんか昨日梓ちゃんの話し。店長大丈夫だった？」
( ‥‥心配してくれたんだ)
「うん。特に何も言われなかったけど‥‥」
「‥け‥‥けど？」
「‥‥‥筋肉痛」
「‥‥‥‥‥‥‥」
一瞬、間があって意味合いに空笑い。
この店で働き出して
こういう男同士のノリを覚えた。
女の子と基本あんまり変わらないけど‥‥
２人、フロアで談笑してると
‥‥いつも感じるイタい視線‥‥
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