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「『店長』じゃなくて『天使』」
そう言う俺を
ジトーっと見詰めて
「‥‥‥‥呑み過ぎ」
‥‥‥鼻を摘まれ、怒られた。
「ねぇ!真琴君の彼女ってどんな人!?」
まだ懲りずに身を乗り出して聞いてくる梓。
その横で天音が首を傾げてる。
天音には真琴の事を話してあるけど
店では男してる‥‥なんて説明してない。
「僕は‥‥彼女って‥‥」
梓達に身体を向き直し
手を横に振ってる。
「え~!?も‥もしかしてあのキスマーク‥‥セフレ的な!?」
「あ‥梓さ」
「梓‥‥やっぱ出禁にすっぞ!?」
天音が何か言おうとしたのを遮って口を開いた。
「でも、真琴君て男なのに
色気あるからなぁ~。
それでも俺、納得するかも」
健太までそんな事言いやがる‥‥。
ってか、俺の真琴で
色気を感じるなよ。バカ健太!
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