15人が本棚に入れています
本棚に追加
「取り敢えず、健太‥‥レディを待たせたらダメだよ」
「分かってる。‥‥真琴君？この人が若菜。
オープンメンバーだから店内の事はもう分かってる筈。
だから‥‥無視していーし」
「‥‥う‥うん」
軽く手を挙げ検査したレディの元に向かった健太の背中を
真琴は不安げに見送る。
「ごめんねぇ？
‥‥ちょっと試したくってさぁ」
若菜は腕を組みながら改めて話し掛けてきた。
警戒しながら聞く真琴。
「‥‥何を試したかったんですか？」
「オレの天使が推薦して入った子がいるって聞いたら‥‥興味出るじゃん？」
「‥‥推薦？」
「そう。求人出してないのに
入れたい奴がいるってオーナーに推薦したらしいじゃん‥‥」
「‥‥‥‥‥」
「そぉんな欲しい子。
試してみたくなるっしょ？」
,
最初のコメントを投稿しよう！