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両手を腰に置き喫茶から怒鳴り込んで来た梓。
真琴と梓を交互に見ながら、高笑いし出す若菜に
2人の警戒心は解けない。
「悪いね?レディ‥‥。オレはすっかり天使の相手かと‥‥。
まこっちゃんも酷いなぁ~。
レディが居るなら、最初からそう言えばいいのに‥‥」
(‥‥勘違いしてる。
取り敢えずこのまま流した方がいいのかな‥‥?)
梓と真琴は顔を合わせ同じ事を考えていた。
「‥‥そうよ!何か文句でも!?」
「いいえ?‥‥何も‥‥」
梓はグイッと身を乗り出し真琴から離れるよう胸を押した。
「‥‥どうした?」
(‥‥ッヤバイ)
その声に真琴と梓は顔面蒼白‥‥。
琉生が接客を終え寄って来たのだ。
「‥‥アズ。何かあった?」
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