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喫茶に真琴。
健太、琉生、拓真は眼鏡フロアで忙しく動き始める。
年始に向け新しい眼鏡を新調するレディが多く
店内は華やかなばかりに
レディで溢れていた。
休憩無しでみんなで協力し合いながら
一人一人接客していった。
喫茶も目当てのメンバーを待つレディで混んでいる。
昼過ぎになり
眼鏡フロアが落ち着いて
喫茶にレディが集まるのを
琉生や拓真も掛け持ちで廻していく。
「来ちゃったぁ~」
「あれ?梓ちゃん。いらっしゃ~い」
「真琴く~ん。暖かいココアに
真琴君のラブも注いでぇ~」
「あっ!?アズっ!またそんな事言って‥‥。
真琴君?僕がココア煎れるから!」
「‥‥‥ははは。ぜひ、そうして下さい」
梓に文句を言われながら
ココアを準備する為厨房へ向かう。
───‥‥カラン
「いらっしゃいませ~」
健太が検査室、拓真は接客中だった為
真琴が来客を出迎えた。
その来客は男性で
高身長と長髪が印象に強く
真琴は初めて接客する相手。
テーブルに宝石の如く煌びやかに並ぶフレームを
手に取る事無く眺めている。
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