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少し背伸びして顎を突き出す彼女が
キスを求めてる合図で‥‥
そうなると
男は理性がぶっ飛んじゃうわけで‥‥
唇口を少し開け
俺を出迎える準備万端な真琴に
俺はゆっくり焦らすように近付く。
「店長~!?入るよ~!?」
鍵を閉め忘れていた玄関は
無情にも健太によりオープン。
思わず頭を抑えた俺‥‥
部屋にズカズカ入って来る健太を見たら、顔が真っ赤になっていた。
「‥‥どうした?健太‥‥」
「何かあったの?」
無言で畳にドカッと座り
直ぐ泣きそうな表情に変わった。
「‥‥‥店長~。俺、手出さない自信‥‥無いっすわぁ~」
‥‥‥大男が泣き出した。
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