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「なら今日遊びに行こうぜ!」
「良いぜ。どうせ暇だしな。じゃあ誰か他の子も探しとくよ」
「おう!頼む」
それから俺は今日遊べる子を探すために携帯をいじりだす。
というかその前から探してたんだけどな。
1人見つけたんだけど、実は俺も一回も会った事無い子なんだよな。
友達誘って4人で遊ぼうって言われてたし丁度良いや。
その旨を功介に伝えると、快くOKを貰った。
その日の放課後。
隣町の駅前に集合という事で、今駅前にいる。
「本当に来るのか?」
「来るよ」
「本当かよ…」
実はもう30分も待っている。
時間決めとけば良かったな…
「ネットで知り合ったわけじゃないから確実だよ」
その時俺の携帯が着信を知らせる。
「もしもしー」
『ごめん!学校終わるの遅くなって…今駅前に着いたんだけど、何処?』
「今はロータリー側のコンビニの前のベンチに座ってるよー」
『あ、あの2人組?』
遠くの方から俺たちの方へ歩いて来る女の子2人が手を振ってきた。
「あーたぶんそう。今手振ってる?」
『そうだよー』
「じゃあそうだ。こっちこっち!」
それを聞き俺も手を振り返す。
そして手を振ると同時に通話も終了する。
茶髪の髪の長い女の子と明るい目の茶髪のショートカットの女の子が俺たちの所にくると話しかけてきた。
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