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帰路を歩きながら、サプライズのネズミーランドでのデートを想像し
自然と頬が緩む。
「何か、楽しい事でもあった?」
顔を覗き込む彼。
「ん?‥‥へへへ~。秘密♪」
「ええ?‥‥また秘密?」
「大丈夫♪イブの時みたいな素敵な秘密なの♪」
ニカッと笑顔を見せそう言うと
安心した表情をしながら
「嬉しいけど‥‥不安になるよ。
あまり秘密事‥‥増やさないで?」
「うん!楽しみにしててね!?」
返事の代わりに握ってる手を
ギュッと握られた。
一気に幸福感に満たされる。
ずっと側に居たのにね?
私がこんなにドキドキしてるの
琉生は知ってるのかな?
「ねぇ~‥‥琉生?
次のお休みいつ?」
「ん‥‥と、明日と次が休みだよ?」
「あっ!明日はアズも早上がりだっ♪
デートしよ!?」
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