15人が本棚に入れています
本棚に追加
──桜が綺麗だぜ。
店へ続く商店街を歩きながら
植えてある桜木から舞い落ちる花びらを仰ぎ見て、らしくなく感傷に浸ってしまう。
外から店内を覗いてみると
メンバーが忙しく接客している。
僕は昔‥‥っていっても
二年前の話だけど‥‥店長をしていた。
幼い頃から眼鏡は掛けて無かったけど、両親が眼鏡屋だったから
ソレは生活の一部だったんだ。
え?
天使と天音?
あぁ‥‥世間で言う所の幼なじみ。
アイツとの出逢いは
僕にとって結構衝撃的だったし
正直、運命を感じたよ。
少し話そうか‥‥
僕らの懐かしい話を‥‥
,
最初のコメントを投稿しよう!