天使 × 真琴-2

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──‥‥翌日 「あ′′~。頭痛い~」 「そりゃ、あんだけ呑めば‥‥」 「助けて~。真琴ぉ~」 「天使まで‥‥」 あれからノリで健太の酒に付き合った。 豪雨の影響で客も居なかったし 珍しく早閉まいして、記憶が無くなる程久々に呑み明かした。 「真琴さぁ~ん。薬ぃ~」 一番迷惑掛けられてる真琴。 「真琴~。水~」 二日酔い大男二人相手に 右へ左へ奮闘してる。 「あれぇ~?酒くさっ」 こんな状態で野郎が出勤しやがった。 「なに?やけ酒? ‥‥伸びてんじゃん」 「若菜さん。今日早くないですか?」 「ん?いやぁ~。朝ご飯の差し入れ! 三人で爽やかな朝を迎えようと思ってね?」 「‥‥すいません。天使も健太さんも、つい三時間前まで呑んでて‥‥」 「うん。お酒の匂い凄い」 二人の会話が遠くに聞こえる。 ,
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