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──‥‥翌日
「あ′′~。頭痛い~」
「そりゃ、あんだけ呑めば‥‥」
「助けて~。真琴ぉ~」
「天使まで‥‥」
あれからノリで健太の酒に付き合った。
豪雨の影響で客も居なかったし
珍しく早閉まいして、記憶が無くなる程久々に呑み明かした。
「真琴さぁ~ん。薬ぃ~」
一番迷惑掛けられてる真琴。
「真琴~。水~」
二日酔い大男二人相手に
右へ左へ奮闘してる。
「あれぇ~?酒くさっ」
こんな状態で野郎が出勤しやがった。
「なに?やけ酒?
‥‥伸びてんじゃん」
「若菜さん。今日早くないですか?」
「ん?いやぁ~。朝ご飯の差し入れ!
三人で爽やかな朝を迎えようと思ってね?」
「‥‥すいません。天使も健太さんも、つい三時間前まで呑んでて‥‥」
「うん。お酒の匂い凄い」
二人の会話が遠くに聞こえる。
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