天使 × 真琴-2

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「放せって‥‥」 「ヤダよ」 若菜さんは視線を私に移し 「さっきはごめんね? ここ、熱くなかった?」 コーヒーを掛けられた胸の所を 空いてる手で触ろうとゆっくり近付いてきた。 「だ‥大丈夫!!!!」 思わず突き飛ばし天使の胸に飛び込む。 「‥‥なに?‥‥何した?」 眉間にシワを寄せ若菜さんにグッと近付き睨んだ。 「手元が滑ってコーヒー掛けちゃっただけ」 怯む事無くニコっと笑いながらの返事に 天使も口角を上げてニヤリと笑返す。 「ふーん‥‥。 手元滑らせんなら 今度から俺の前でしてくんね?」 「‥‥‥へ‥‥?」 「‥‥‥は‥‥?」 怒鳴って暴れるかと想像したのに 思わぬ返事に豆鉄砲を喰らったような表情の副店長と私。 「俺が着替えを手伝うし」 「「‥‥‥‥‥‥‥」」 ──‥‥ソレしかないのか‥‥ ,
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