天使 × 真琴-2

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少し呆れた‥‥拍子抜け? 若菜さんなんて‥‥ ゲラゲラ笑ってるし‥‥ 「あーははは。面白いねぇ~天使。 僕、そんな天使が大好きさ」 涙を拭きながらそう言って、私の頭をポンと撫でた。 「指名が来るよ? フロアに行こう」 そう言って私達に背を向け、階段を下りていく。 「‥‥真琴。大丈夫だったのか?」 「‥‥ん。何て事無い」 「わりー。‥‥守るから」 「うん。‥‥へへ」 ──‥‥『守る』なんて 照れるよ‥‥ ‥‥‥なんか恥ずかしいな。 天使も恥ずかしいのか 照れ笑い。 「天使、可愛い」 頬にチュッとしてニコッと笑うと 天使も柔らかく微笑んだ。 ──‥‥大丈夫。 何とか乗り切れる。 背中に回した腕に力を込めて シャツをギュッと掴んだ。 ──‥‥私が出来る事は こんな事しかないから‥‥ ,
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