天使 × 真琴-2

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あれから数週間過ぎたけど そんなに簡単にドナーが見付かるわけでなく‥‥ 天音の件は棚上げ保留状態。 「天使?僕もバーを手伝おうかなぁ?」 加工室で最終微調整してる俺に 若菜が話しかけてきた。 「手伝いはいらねー」 「だって、夜呼び出されたら どーすんの?」 「もう真琴独りでも店番出来る。 だからいらねー」 「ふーん。‥‥じゃ、客として来ればいいんだ」 「‥‥‥‥は?」 「だから~。客として来るのに文句は無いだろ?」 ニヤニヤしながら話す若菜は 本当に心が読めない。見えない。 「いーか!?真琴に手出したら‥‥」 「ふ‥‥はは。分かってるよ! 犯されちゃうだよね?僕♪」 「‥‥‥‥ちげーだろ」 笑いながらまた絡んで来るコイツ。 みんなが蚊帳の外にするもんだから 話し相手が俺しかいねー。 ,
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