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独りで居ると
嫌な方に考えが走るから
ちゃんと天音は存在するんだと
確認したくて話せる相手の場所へ
いつも向かっている。
二人とも分かってくれてんのか
頻繁に来る俺に
文句を言わず
話を聞いてくれた。
今の俺の拠り所
「お前、そんな寂しいなら夜も働けば?」
店長が今日のお薦めパスタを
俺の前に置きながら言ってくる。
「あっ!夕食はタダ飯出来るけど
給料少ししか出ないから
止めといた方がいいよ!?」
すかさず横から真琴さんの声が飛んできた。
「っつか、俺の楽しみ、厨房プレイが出来なく‥」
「っそんな事!!わざわざ言わなくてもぉ!!」
二人の会話が聞いてるだけで楽しくて安心する。
天音は確かに世にいて
俺も確かにここにいるんだ‥‥って
再確認
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